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びわこふきんができるまで
 びわこふきんは、見た目は32cm×35cmの何の変哲もない布。でも驚くほど吸水性がよく汚れを取ります。その秘密は手間をかけ、時間をかけ、こだわりをもって物づくりにあるのではないでしょうか。

1.がら紡績で糸を作る

 何といってもこの工程がびわこの特長を生み出しています。綿の繊維を痛めずにゆっくり糸をつくります。
メキシコ産原綿から綿打ち機にかけてよりこをつくります。
  


写真1)綿がモコモコとドラム型の針山を通っていきます。(繊維の方向を揃え、綿実などを取り除く)






写真2)棒状の綿(よりこ)がコロンコロンと出てきます。







よりこをつぼに入れガラガラとゆっくり糸をつくります。(写真
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小枠に巻き取った糸を2本に引きそろえ、管に巻き取り、


管に巻き取った糸を撚糸機でよりを戻しながら撚糸します。(写真
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2.小幅織機でざっくり織り上げる

 凸凹した柔らかいがら紡のなま糸を低速で織ります。

一般の製品は織り易くするために糸の段階で薬剤を使用しています。一度洗わないと水になじまないのはこのためです。
今では少なくなった小巾の力織機で織り上げます。(写真5


*柔らかく・凸凹のあるがら紡の糸なので高速で広巾の生地を織る最新の織機では織れません。







3.生地を加工する

 織りあがった布はなま生地でこのままでは水になじみません。(綿自体が脂分を持ってるため)生地の状態で精錬を行い綿の脂分や汚れを取ります。
精錬及び漂白・染色を染工場で行います。

この釜(写真6)のなかに生地を敷き詰め、苛性ソーダを使い、ぐつぐつ煮る。→生成り
   ↓
過酸化水素水(オキシドール)を使い、浸して漂白→白
   ↓
カラーはさらに反応染料をつかって染め上げます。

加工の終わった生地(約60m)を脱水機で絞り、天日もしくは温風で乾かします。

※ 言葉の意味
精錬 ソーダ灰を使い綿の持っている脂分及び夾雑物を取り除く。→ 生成り
漂白 過酸化水素水による漂白。                    → 白
染色 反応染料を使っています。もっとも一般的な染色方法です。→ カラー


4.縫製

たたんだ布は一枚一枚はさみで織り目を見ながらカットします。ミシン糸も無蛍光の綿糸を使用しています。


製反機で決められたサイズにたたみます。(写真7)

  ↓
織り目に沿って、一枚一枚カットします。
  ↓
ミシン糸は無蛍光カタン糸を使用して縫製。


5.糸抜き・検品・包装

 ふさを出すため糸をスルスルと抜きます。4の工程で織り目に沿って縫わないとここで手間がかかります。

一枚一枚たたんでポリエチレンの袋に入れシールします。

ポリエチレンは燃やしてもダイオキシンは発生しませんが分別はプラスチックです。ラベルは紙です。